日之影アートギャラリー 

更新情報;2012年2月8日
ワイワイケーブルネットの取材がありました。

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佐藤サチオ
卵殻モザイク画
作品紹介
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<画家紹介>
宮崎県西臼杵郡日之影町在住 昭和31年生まれ
20代の時に事故に遭い車いすの生活が始まる。
入院中に独学で「卵殻モザイク画」を学び作品を多数発表。
個展も開いている。

<卵殻モザイク画とは>
卵の殻を一つ一つ着色して,その後細かく砕きモザイクの様に
組み合わせ作画する技法。
すべての線や輪郭は、小さな卵の殻片で形成されるのが特徴。

<作画依頼>
作画のご依頼等はすべて秘書の山口が応対しております。
詳しくはメニュー内「お問い合わせ」の欄をご覧下さい。
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卵殻モザイク画「青雲橋」 サイズ52x32cm 
日之影町のシンボル、

その風景を卵殻モザイクで表現しました。
川面から143m、長さ430m、鉄骨構造のアーチ橋

卵殻モザイク技法について

色卵を作る手順です。・卵を割ったらすぐに水洗いをして陰干しする。内側の膜は取らない。・乾いたら黄変を防ぐため日光の当たらないところに保存する。・70℃以上のお湯に10分くらい浸け、陰干しする。割りやすくなる。・2日以上乾燥させて絵具を塗る。急ぐときはドライヤーで熱し、殻の水分を完全に抜く。・アクリル絵具を塗る。殻が丸いので絵具が流れやすく濃いめに塗る。重ね塗りは1日以上あける。敷物にアルミ箔を使うと流れた絵具を集めて塗れる。・塗って3日以上乾かすと割りやすい。緑系は剥離しやすいので十分に乾かすこと。・割り方は自由。

 卵の殻をつめて貼るのは、隙かせるより時間も殻も2倍要ると以前言ったことがあります。しかし白い卵は面裏が分かりにくいので3倍必要です。視力が落ちたことも原因。殻の接着には仕上げの保護剤を使います。昔は木工ボンドを使っていましたが、乾いた後に表面を湿してふき取らないと汚れたように残るので、保護剤を使うようになりました。接着力が強いので失敗すると剥がすのに苦労します。

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